選挙に行く意味とは?選挙権の歴史とは?【選挙へ行かない人が知っておくべき】

選挙に行く意味とは?選挙権の歴史とは?【選挙へ行かない人が知っておくべき】

選挙の

ペンギン ペンギン
また選挙があるみたいです。ハガキが来ました。ですが、難しいことはわからないし、そもそも興味がないので行かない予定です。私が行っても行かなくても結果は変わらないですし。選挙に行く意味って何ですか?
クジラ クジラ
たしかに自分一人が行っても結果は変わらないし、家でゲームしてた方がいいやってのはわかります。私もそう思います。ですが、投票率を上げることには意味があります。今日は選挙に行く意味について紹介します。わかりやすく要点をまとめて説明していますので、サラッと読めると思います。
目次

結論

本記事の要点をまとめると以下の通りになります。

  • 投票率で当選結果が変わる
  • 投票率が低いと政治家の議会で成果を出すメリットが薄くなる
  • 選挙権は先人たちの努力の賜物

以下で詳しく説明していきます。

投票率が低くなると固定票持っている候補者が強い

投票率100%の時と投票率50%の時で当選する人が変わる場合があります。

この原理を説明するためにまず、固定票と流動票について説明します。

固定票は候補者を支援する人たちが入れる票です。
・〇〇後援会事務所
・会社の労働組合の人「組合でこの人を応援しているから投票してよ。」
・「うちは代々〇〇党を応援していて、あなたも投票してくれない?
上記は全て固定票です。固定票は選挙が始まる前から決まっています。また、わざわざ組織で応援しているくらいですので、実際の投票にも行きます。

流動票は国会での成果や各種報道など様々な観点から、その都度投票先を決める票のことです。政治や選挙に興味がない人の票も含みます。固定票以外の票と考えてもらってもいいでしょう。流動票はそもそも政治に興味のない人を含みますので、実際に投票に行かない人も含みます。

ここから、投票率100%の時と投票率50%の時を考えていきます。

A候補者とB候補者がいたとします。A候補者が固定票を40、流動票を0持っていて、B候補者が固定票を10、流動票を50持っていたとします。

まず、投票率100%の時はA候補者が40、B候補者が60でB候補者が当選します。次に投票率が50%の時ですが、固定票の人は実際に投票に行きますので、投票率が減る分は全て流動票から減らします。A候補者が40、B候補者が10となり、A候補者が当選します。

このように、投票率が下がるほど、固定票を持っている候補者が強くなります。

「業界票・労働組合票・宗教票」は、自分たちの利益しか考えていません。しかし、これら組織票の効力を薄めるには、投票率を上げることしかないのです。浮動票、すなわち組織に属していない票を増やすことです。

出典:『なぜ無党派層は目を覚まさないのか?日本を動かす自民「組織票」の正体』1

選挙がダレると国会もダレる

わかりやすく言うと、固定票は会社員で言う給料のようなもので、流動票はボーナスのようなものです。国会で成果を出せば、次の選挙で流動票が増えるわけですので。

ここで、ボーナスが最低2万、頑張ったら3万円だとします。ボーナスのために一生懸命仕事をしますか?
多くの人は、「頑張っても1万円しか変わらないんだったら、手抜いてさっさと帰って毎日家でビール飲みながらプロ野球見た方がいいや。」と思うでしょう。

政治家も同じ原理です。投票率が低くなれば、固定票だけで次の選挙も当選できますので、その間の任期を一生懸命やらなくても次の選挙で当選できてしまいます。

会社員がボーナスが少なくなれば一生懸命仕事をする意味が薄くなるのと同じで、政治家も固定票だけで当選できるのなら一生懸命勉強して議会で成果をあげる必要もないわけです。

と言うわけで、政治家に一生懸命勉強させ議会で成果を出させるために投票率を上げましょうと言うのが結論です。

選挙権は先人が国から獲得した権利

選挙権は、今となっては当然の権利ですが、選挙権を一般人が獲得するまでに先人たちの努力がありました。選挙権は先人たちの努力の賜物です。選挙権の獲得に向けた運動は1800年代に遡ります。

板垣退助は同じ高知県出身の後藤象二郎と一緒に1874年に民撰議員設立の建白書を明治政府に提出します。

この民撰議員設立の建白書は『国民の選んだ人々が政治をやっていかなければいけない!』という意味でこれから国民はこれを達成するために各地で運動を起こすようになります。

これが自由民権運動です。

出典:『【国会開設の勅諭とは】わかりやすく解説!!きっかけや内容・開設までの流れなど』2

この自由民権運動に始まり、1889年に選挙権が与えられました。

しかし、この時点では直接国税15円以上を納税していることが条件とされ、女性には選挙権はありませんでした。その後、1925年に納税条件が撤廃され、1945年には女性も含めた選挙権が与えられました。

選挙権が今の形になるまでには、長い時間と先人たちの努力があったわけですね。

このような現代の当たり前がどのような過程を経て今の姿になったのかを学ぶのに日本史は有益です。日本史を学ぶ本はいろいろありますが、私がおすすめするのは『新もういちど読む山川日本史』です。山川出版社は高校の日本史、世界史の教科書を出版しており、私の高校も山川出版社の教科書を使っていました。

『新もういちど読む山川日本史』は、わかりやすくまとまっていて、かつ押さえるべきポイントはしっかり入っており、おすすめです。ぜひチェックして見てくださいね。

 

世界史版もあります。スキマ時間の教養学習におすすめです。ぜひチェックして見てくださいね。

終わりに

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脚注

  1. 『なぜ無党派層は目を覚まさないのか?日本を動かす自民「組織票」の正体』(https://www.mag2.com/p/money/323639/2)2019年4月8日閲覧より
  2. 『【国会開設の勅諭とは】わかりやすく解説!!きっかけや内容・開設までの流れなど』(https://nihonsi-jiten.com/kokkaikaisetuno-tyokuyu/)2019年4月8日閲覧。より
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Author
ブログ『全部、理想論ですけど。』の著者。ブログ毎日更新を200日以上続けています。200記事書いても月1,000円しか稼げませんでしたが、2019年10月に発生成果12,000円を達成。月10万円を目指しています。現在はブログを毎日更新しつつ、webライティングもしてます。Twitterもしています。一橋大学法学部卒。詳しい経歴などは以下のリンクより。

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